【飲み比べ】belpost cafe,komkoyaコーヒー
カリタのナイスカットG買いました。
これの前の型のナイスカットミルは買おう買おうとしているうちに廃盤になってしまい、やっと新型出たかと思ったら、ネクストGとかいう嘗めた価格したの出してきたんで諦めてました。
そしたらそこそこお手頃価格な後継機が出てくれたので深夜のテンションで購入ししてしまいました。
冷静に考えたら豆挽くだけの機械に2万弱でお手頃という感覚もおかしいですが仕方ありませんね。コーヒー好きな人たちは豆(種)の絞り汁の飲みすぎで頭おかしくなってますので。
新しい機器を導入してさらに頭がおかしくなり1人で飲み切れないほどの豆を入手してしまったので、飲み比べて楽しみました。
今手元に4種類あるのですが、これを一気に入れるほど機材がありませんので、とりあえず2つ飲みます。
今回淹れたのは、
ブラジル ダテーラ農園スイートブルー/belpost cafe(以下ベルポスト)
コロンビア/komekoya コーヒースタンド(以下コメコヤ)
です。
前者のベルポストについては、ナイスカットGあれど豆がない状況をツイッターで嘆いたら、はらっちさんが送ってくださいました、ありがとうございます。
後者komekoyaについてコロンビア以外の情報を聞き忘れました。美味かったんで良いと思います。
ナイスカットGについてはコーヒーユーチューバーの高橋ユウ太さんがナイスカットミルとの比較動画挙げてくださってます。僕が言うことは何もありません。
【徹底比較】新型ナイスカットG & 旧型ナイスカットミル! - YouTube
1.豆比較
左がコメコヤ、右がベルポストです。
焙煎度が全然違いますね。
ただどちらもムラがなく丁寧に焙煎、選別しているんだなと思います。
ベルポストさんの豆、黒い
僕は基本浅煎り飲んでて、深くても中深くらいなんですが、これは深そうですね。
深煎りはドリップの時によく膨らむし、時間配分、お湯の温度等考慮しなきゃいけないので楽しいですよね。
コメコヤさんの豆。ふっくらしててうまそう。
近くに豆買うとこねえなと思ってたんですが、ここを発見しました。
今までチャリで40分くらいかけて豆買いに行ってたので助かりました。
2.淹れる
お洒落ぶって窓際で撮ったら逆光がすごい。
ザ・インスタグラムみたいな画像にしてごまかそうとしましたが、もうめんどくさいのでいいです。あとジ・インスタグラムですね。
分量
豆 :10g
ドリッパー:ハリオV60
フィルタ :V60用純正フィルタ(リンスなし)
湯温 :適当
蒸らし :30秒
総抽出時間:2分
抽出量 :100ml
豆は挽く前と挽いた後のロスがほとんどありませんでした。ナイスカット最高です。
タカヒロのドリップポット使ってますがすごくいいです。
細く一定に途切れず注げるので、10gとか少ない量で淹れるときにめちゃ便利です。
ただこれで自分を甘やかしていると他のドリップポットで淹れるときめちゃ下手になってます。
どっちもよく膨らんでくれました。
膨らんでるときの香りって最高ですよね。膨らんでる時の画像は撮り忘れてます。
3.飲む
左がベルポストさん、右がコメコヤさんです。
当然ながらベルポストさんの方が深いので色が濃いです。
透明なカップが色の濃さが一目瞭然なので好きです。
①コメコヤ
とても酸味と苦みのバランスが良いです。
飲んだ瞬間、「あれ?酸味と苦みどこ?」って感じるくらいバランスが取れてました。
あと、すごくフルーティ。ネクターを思わせる甘い余韻が続きます。
のどに引っ掛かるようなえぐみもなく品質の良さがわかります。
以前某コーヒー豆ショップの店長が、品質の悪いコーヒーは喉でわかると言っていたのを思い出しました。
口当たりがよくて、一見よさそうに感じても、品質が悪い豆(主に鮮度が悪い)は飲み込む際喉にイガイガと張り付くような違和感があるとのことです。
確かにセブンのコーヒーなんかも味はよいんですが、ちょっとのどに引っ掛かる感じがあります。ただコスパが最高で僕は貧乏なのでこれからもセブンコーヒーを飲み続けます。
セブンコーヒーの話みたいになっちゃってますが、とにかくここの豆は品質が良いなってことです。
ただどこから豆を仕入れてるのかとか聞き忘れたのが惜しい。
話しかけやすい店員さんだったので今度はその辺も聞いて買おうかと思います。
②ベルポスト
すごくキレがあるなというのが一口目の印象。
えぐくない心地よい苦みでグッときて、スッと甘みに代わって行く感じです。擬音多すぎですね。
フルーティさも前者と違い、引けをとらないくらいあり、華やかさを感じます。
清涼感があるので食後の一杯に最適だと思います。
僕あんまり深煎り買わないんですよね。
なぜかというと、深煎りってハズレ挽いたとき本当不味い。
焙煎に時間かける分、焙煎者の腕や焙煎機の性能が如実に出ますし、基本的に煎りが深くなれば苦みが増すので、そこを人が心地よいと感じる域に収めるのも難しい。
だから、深煎りは豆買うとき、その店のクオリティを見る指針として一番良いのですが、ハズレを挽くのが怖くてあんまり買いません。
今回たまたまサンプルで深煎りをいただきましたが、ベルポストさんのコーヒー豆の品質が全体的に良いのだろうなと思います。
4.まとめ
やはり飲み比べというのはいいですね。
単体で飲んでいてはわからない美味しさや味がわかります。
今日飲み比べた2つを今後シーンごとに使い分けていくなら、
コメコヤさんのは、本を読みながら、あるいはちょっとした隙間時間等のリラックスシーンで
ベルポストさんのは、おいしい食事をいただいあとの締めとしてすっきりしたシーン
で
となるかと思います。
あと、今回フィルターをリンス(湯通し)せずに淹れたのですが、紙臭さってありますね。
基本的にリンスしてるんですが、今回はできるだけ条件揃えようと思ってリンスしてません。
2つ飲んでる最中になんか味に微妙に共通の違和感あるなと思ってたら紙臭さでした。
コーヒー好きの間では、きのこ・たけのこ論争並みに湯通しする・しない論争がある気がしますが、僕は断然リンスしたほうがよいと思います。
自分が使ってるのがハリオ純正フィルター(漂白)とは言え安物なので、もっといいのを使えば紙臭さもないのかもしれません。
ただ日々使う消耗品なので安く済ませたいところですね。
これ以上書いたら本記事より長くなりそうなのでやめときます。
最後に今回サンプル豆をどこの不審者とも知れない僕に送ってくださったはらっちさん、誠にありがとうございました。